展示会情報

EXHIBITION

LINKAGE

​​アート領域で様々なDX推進事業を手掛ける株式会社between the arts(本社:東京都港区、代表取締役:大城 崇聡)は、当社サービスをご利用いただくアートコレクターによる展覧会「LINKAGE(リンケージ)」を、3月17 日(金)から 3 月 31 日(金) までの期間、港区元麻布にあるアートギャラリー「between the arts gallery」にて開催いたします。

「between the arts gallery」は、アートコレクターのためのギャラリーとして 2021 年 2 月、港区元麻布にオープン。コレクション資産管理サービス「COLLET」で管理しているアート作品をキュレーションした企画展や、特定のコレクターにクローズアップした展覧会などを定期開催しています。

第七弾となる「LINKAGE」展では、日本ではまだ数少ない「アート・ロー(アート領域に特化し、様々な法律を横断的にカバーして業界関係者の活動をサポートする法分野)に精通した弁護士」でありながら、熱心なアートコレクターでもある小松隼也氏による展覧会を開催いたします。

「LINKAGE」展について

本展覧会は、「アート・ロー」を専門として活躍する弁護士であり、そのいっぽうで株式会社直観の代表としても活動するアートコレクター・小松隼也氏のコレクションより、「写真」と「書」の「リンケージ(連係)」を試みる文脈に沿って、モノクロ作品を中心に展示いたします。

「写真」が「一瞬を切り取る」作業であるのに対し、「書」には「一つの作品に書き始めから書き終わりまでの時間のプロセス」が詰め込まれています。画面全体を塗りつぶすという性質ゆえ、時間的な要素が見えづらい「ペインティング(絵画)」は、そういう観点に立つと、ちょうど中間に位置するものであり、その両極にあるのが「写真」と「書」なのかもしれません。

そして、その「対比」と「連鎖」は、特にモノクロ作品によって「黒の明度のみで構成されている」という意味で、よりいっそう浮き彫りになってきます。たとえば、書道家が技法として用いる「墨の滲みや濃淡」は、写真家だと「化学反応から生じる濃淡」──フィルムへのこだわりなどに置き換えることができるのです。

今回は、小松が2010年代前半、はじめて購入したという写真家・森山大道の作品を起点とし、その前後や左右に体系的に派生した作品を「リンケージ」するスタイルで、小松氏自らが厳選しました。一見かけ離れた表現手段である「写真」と「書」が、ふとした瞬間にリンク=一体化するダイナミズムをぜひお楽しみください。

会期

2023年3月17日(金) 〜4月4日(火)
※会期中は休館日なし

開館時間

12:00〜18:00

場所

between the arts gallery
東京都港区元麻布 2-2-10
東京メトロ日比谷線 広尾駅 1 番出口より徒歩 8 分

主催

between the arts, Inc

展示作家

森山大道、操上和美、サイ・トゥオンブリー、ロバート・フランク、アントワン・ダガタ、今坂庸二朗、山谷佑介、井上有一、華雪

小松 隼也氏プロフィール

1986年長野県生まれ。同志社大学法学部卒業。2009年に弁護士登録後、2011年に『東京写真学園プロカメラマンコース』を卒業。2015年にニューヨークのフォーダム大学ロースクール卒業。2019年に『三村小松 法律事務所』を設立し、独立。「アートロー」を専門とする弁護士として活動するかたわら、ブランドの立ち上げや知財戦略、海外との契約交渉、さらにはビジネスをサポートするリーガルディレクターとしての活動も行う。2021年に株式会社直観を立ち上げ、アートやファッションに関する企画の実施も行っている。

・Instagram:https://www.instagram.com/komatsu_junya/

・Twitter:https://twitter.com/junya_comatsu

・小松氏へのインタビュー記事:https://magazine.collet.am/97

 

 

※ご来場いただく皆様には、マスクの着用、アルコール消毒等、新型コロナウイルス感染拡大防止にご協力をお願いいたします。密集を避けるため、ご入場をお待ちいただく場合がございます。また、状況を鑑み開催日程の変更等行う可能性がございます。