2021.01.27

株式会社 between the arts

BizReach 創業者ファンドなどから資金調達

株式会社 between the arts(東京都港区/代表取締役 大城 崇聡)は、 ビジョナル株式会社(東京都渋谷区/代表取締役社長南 壮一郎)が運営する BizReach 創業者ファンド、及び他数社(個人株主含む)を引受先とした合計 5500 万円の資金調達を実施いたしましたのでお知らせします。 本第三者割当増資を含む累計資金調達額は 9500 万円となりました。

経営チーム組成など、採用や経営戦略面の支援を受け、ArtTech 事業を促進

日本におけるアート市場は、世界の現代アート市場 7 兆 6000 億円(2018 年時点)と比較し 300 億円と、わずか 0.4%程度(参照:The Art Basel and UBS Global Art Market Report 2019)と、 今後成長余地があると言えます。昨今ではコロナ禍において、働き方の見直しにより自宅で過ごす時間が長くなったことで、部屋を華やかにするためにアート作品を購入する人が増加し、新たな購入者層が生まれ、国内のアート市場は盛り上がりを見せつつあります。

この度、これまで運営してきたアート作品の保管サービス「between the arts」を、アート作品の保管に留まらず、テクノロジーを活用したアート作品の管理全般を担うサブスクリプションサービスへと機能拡充を図り、「美術倉庫」へと名称変更することになりました。

BizReach 創業者ファンドからは、投資第 2 号案件として、創業期の経営チームの組成などの経営上のメンタリング支援を受けることで、より事業成長を加速してまいります。

今後の展開

コロナ禍で、アートを自宅やビデオ会議の背景に飾るために、作品を購入する人が増え、アートマーケットは賑わいを見せつつあります。 当社は「もっとアートを。」をミッションとし、アートコレクションをしやすい環境をつくるために、作品の管理、保管、流通に関する課題を解決し、より多くの方がアート作品を身近に感じ、手に取れる環境をつくりるためにサービスを提供していきます。さらに、アーティストやギャラリー、オークションなどのパートナーと共にアート産業の DX 化を推進し、アート × テクノロジーの領域においてイノベーションを起こしてまいります。 アートの持つ多様性が生活へと浸透し、コロナ以降の日本の生活や働き方が多様化していく中で、人々の感性が多様化し、日本の新しいアート文化がつくられていくに違いありません。弊社は、そのような中で日本のアートマーケットを拡大させるために事業を進めてまいります。

引受先からのコメント

BizReach 創業者ファンド

ビジョナル株式会社 代表取締役社長 南 壮一郎 様

Visional は、「新しい可能性を、次々と。」をミッションに掲げ、産業の DX を推進する様々な事業を展開しています。 そのなか、Visional が運営する「BizReach 創業者ファンド」は、我々自身が創業期の経営チーム組成に苦労した経験から、これまで蓄積してきた採用手法や、スケールする事業や組織の立ち上げノウハウをスタートアップ創業者の皆さまにお伝えすることで Visional らしい社会への恩返しをしたいという想いで立ち上げました。

投資第 1 号案件として支援させていただいた株式会社 RevComm は、経営チームの組成や経営上のメンタリングなどの支援開始から、約 2 年で飛躍的な成長を遂げられています。 これにより、我々の活動が、創業者の方々や社外における新規事業立ち上げのお役に立てるということに、少なからず自信を持つことができました。

そしてこの度、第 2 号案件として、アート管理サブスクリプションサービス「美術倉庫」を運営する株式会社 between the arts のご支援をさせていただくことになりました。 Visional では、既存の産業構造に対して、テクノロジーの力で新たな仕組みを生み出し、社会の課題解決を行うことを目指してきましたが、between the arts が Art Tech 領域で実現を目指す「日本の新しいアート文化」という志に強く共感しています。 この志を少しでも支えられるよう活動を共にさせていただくとともに、我々も一緒に学ばせてもらいたいと考えています。